セラミックコーティングの方法

初めての作業でも恐れることはありません。 セラミックコーティングの施工は、たしかに細かい作業ではありますが、初心者でも必ずできるものです。 以下のステップに従って、Ethosのセラミックコーティングを適切に施工できるようになりましょう。

少なくとも、あなたの車の塗装とそれを取り巻く環境に関して、安全で神聖なものなど何もありません。 鳥はボンネットを標的にするし、鉄粉はどんな新車でも早々に錆びさせてしまう。 酸性雨や樹液、路面のタールまで、クリーンな車を維持しようと思えば、毎日1時間以上もかけて塗装面の汚れを落とさなければなりません。 ワックスも役に立ちますが、決して完璧ではありません。

セラミックコーティングとは?

セラミックコーティングやグラフェンコーティングは、どんなワックスよりも車両の塗装を保護できることに疑いはありません。 プロのディテーラーに依頼する場合の価格に悩んでいる方、あるいは自分で仕上げることができた感覚がお好きな方は、DIYで施工してみるのはどうでしょうか? 愛車にセラミックコーティングを施す方法には、誇り高きカーオーナーが備えておくべき様々なスキルが含まれています。

セラミックコーティングの経験がない場合、DIY施工ができるか不安に思ってしまうでしょうか、その必要はありません。 見た目も美しく、何年も仕上がりを維持することができるナノセラミックコーティングの施工に、ステップバイステップで挑戦してみてください。

必要なもの

Step 1: エクステリアのディテーリング

セラミックコーティングの最も難しく、そして最も時間のかかる作業は、施工そのものではなく、下地処理です。 完璧にクリーンで無傷な塗装面が必要で、もし下地が完璧でなければ、目に見えないコーティングの下に、汚れや傷がすべて封印されてしまいます。 新車にセラミックコーティングを施工する場合、下地処理を省略しようと考えるかもしれませんが、それもいけません! たとえ新車であっても、汚れ、鉄粉、接着剤などが付着しているため、後々で後悔することになりかねません。

エクステリアのクリーニング

当然、洗車から作業が始まりますが、塗装面には石鹸カスなどが残りがちです。 まずは各パネルに「Defy」をスプレーし、清潔なマイクロファイバークロスで拭き取ることで、拭きスジのない仕上がりが実現するでしょう。

塗装面の汚れ取り

塗装面を手でなぞってみてください。小さな凹凸を感じるでしょうか? その感触は、まだ塗装にこびりついている頑固な汚れで、適切なコーティング施工のためには、そのような汚れも取り除く必要があります。 クレイバーやクレイミットを使うことで、まるで奇跡のように、そんな頑固な汚れを落とすことができるでしょう。 Finish Shineスプレーを霧状に吹きかけて、潤滑剤として使用してください。 この作業は小さなエリアごとに施工していきます。クレイバーやミットをスプレーしたエリアに施工して、こびりついた汚れを浮かせます。 これを車全体が終わるまで繰り返します。

傷の除去(必要な場合)

まったくの新車であれば、仕上げ用のコンパウンドで軽く磨くだけで十分かもしれません。 ある程度年数の経っている車の場合は、スワールマークや傷を取り除くために徹底的なポリッシュが必要になります。 この場合、パワーポリッシャーやご使用の製品の指示に従ってください。

最後の仕上げ

まずは、セラミックコーティングを台無しにする可能性のある、パネルの隙間に隠れた水分を取り除きます。 その後、Ethos Detoxスプレーを使用して、最後の汚れを除去し、クリーンなマイクロファイバークロスで完全に拭き取ります。 これでセラミックコーティングを施工する準備が整いました。

Step 2: セラミックコーティングの施工

時間のかかる作業は終わり、ガラス質のセラミック・コーティングの層を施工する段階です。 この作業には正確さが要求され、また18℃から24℃の気温に管理された空間で作業することがベストです。

Wipe on

ボトルをよく振ってから、アプリケーターにEthos EZPZもしくはGraphene Matrix V2を数滴垂らします。 およそ90cm×90cmの範囲に、直線で少し重なるように拭き重ねます。アプリケーターがなめらかに滑れば、きちんと施工できている状態です。 滑らかさがなくなり、引きずるような感覚があれば、さらに数滴追加して、施工してください。

コーティングが塗装面に定着し始めると、すぐに「レインボーエフェクト」が見え始めます。 1-3分後に霞んできますが、高温または多湿の場所ではこの時間は短くなります。これがフラッシュタイムと呼ばれている時間です。

Wipe off

施工したエリアを円を描くように、ほとんど力を入れずに拭き上げ、コーティングの残留物を塗装面からすべて取り除いてください。 次にエリアに進む前に、作業灯や懐中電灯で作業内容で施工箇所を確認することをおすすめします。

この作業を繰り返し、車両全体にコーティングを施工します。これでコーティングを完了させることもできます。 1回の施工でも、鏡面のような仕上がりに驚くことでしょう。 もしあなたが愛車をよりキレイに維持したい、水滴がすぐに落ちるようにしたい、さらに洗車傷を防ぎたいと考えている場合、2回目のコーティングで重ね掛けをすることも可能です。

Step 3: コーティングの硬化

セラミックコーティングが乾燥して見えるかもしれませんが、まだ完全には硬化していません。 作業を終えてから少なくとも48時間は濡れないように保護する必要があります。 2日後には、運転したり濡らしたりしても問題ありませんが、セラミックコーティングは7日間ほど硬化し続けます。

Step 4: コーティングのメンテナンス

あなたの車の塗装面は、ミクロのレベルで滑らかになり、水や汚れは以前のようには付着しなくなるでしょう。とはいえ、また車は汚れてしまいます。 鳥はフンをし続け、木は樹液を垂らし続け、もちろん太陽は降り注ぎ続ける。 エンジンのオイル交換のように、セラミックコーティングをメンテナンスすることで、コーティングを最高の状態に保つことができるでしょう。

Ethos Ceramic Shampooを使って洗車することで、水を弾き飛ばす撥水効果をメンテナンスし、セラミック樹脂がコーティングのロースポットを埋めることができます。 スポットクリーニングやタッチアップが必要な場合は、Ethos DEFYを使用して、油脂、ほこり、汚れなどを洗い流すことが可能です。